認知症患者が精神科で得られるメリットは?
3年ほど前から、両親を新横浜で建てた一軒家によんで同居をはじめました。 二人の子供たちが家を出ていき、妻も仕事をはじめて、まだ母が体力的に元気なので、特に二人の面倒をみる必要もないということで、妻の了承も得て長男の責任として同居をスタートさせました。 しかし、昨年の夏あたりから、父の様子がおかしくなってきて、妻が最初に認知症をうたがって、大きな総合病院で診てもらうと、認知症であることが判明しました。 まだそれほど症状は酷くはありませんが、いずれにせよ認知症が今の医療では完治するわけがないと思うし、妻も私も忙しいし、総合病院は車でないと通えないので、母に任せるわけにもいかずに、近くの精神科で診てもらおうと考えているのですが、認知症患者が精神科に通うことで得られるメリットは何ですか? |
患者さんにも家族にも様々なメリットがあります
患者さんにとっては、繰り返し通院することによって、病院に慣れて安心感を得られたり、元気になっていくなどのメリットがあります。 患者さん自身も、認知症になると最初は落ち込んだり、受診を嫌がったりすることが多いですが、徐々に気持ちが楽になっていきます。 認知症の患者さんをもつご家族も、精神科に通うことで、いろいろな悩みを専門の医師に打ち明けられて、その対処法も聞くことができるため、患者さんや家族にとっても、精神科に通院することには大きな意味もメリットがあります。 |